３年生「修学旅行」 - / 江迎中学校

　９月１４日（水）～１６日（金）までの日程で、江迎中学校３年生学年団は、スローガン『自分を育てる３日間』のもと、関西方面(大阪府・京都府・福岡県)に２泊３日の修学旅行に行ってきました。夏休み前から京都市内班別自主研修のルート作成や各係による事前学習資料の作成とその発表会などを行ってきて、待ちに待った修学旅行本番を迎えました。

　【１日目】

　朝７時２０分、出発式の終了後バスに乗り込み、先生方や保護者の方々の見送りを受けながら、３年生５８名全員が元気に笑顔で江迎中学校を出発し、前日(１３日)に開通した佐々インターを利用して、一路博多駅へと向かいました。バスの中では活動係が準備してくれたレクリエーションなどを楽しみ、あっという間に博多駅に到着しました。

　新幹線に乗るのが初めての生徒も多く、わくわくした様子で新幹線に乗り込み、新大阪までの約２時間半、友達と楽しくゲームをしたり、お弁当を食べたりと自由な時間を過ごしました。車窓の景色が九州から本州へと変わり、新大阪に近づくにつれて大きなビルがたくさん見られるようになり、外の景色をカメラで写す様子も見られました。

　新大阪駅に到着後、バスで大阪のミナミに向かいました。周りの景色やバスガイドさんの関西弁から関西にやってきたことを実感しました。

　バスを降りてからなんばグランド花月まで、大阪の街をめぐり歩きました。「あっ、この看板知ってる！」「写真撮って！！」など、大阪の景色に歓声をあげながら進んでいきました。

　なんばグランド花月で吉本新喜劇を鑑賞し、大阪の文化の一つに触れることができ、非常に有意義で楽しい時間を過ごすことができました。この後バスに乗り、大阪の夕暮れ時の景色を楽しみながら京都に向かいました。

　京都の魚岩旅館に到着後、仲間と一緒に豪華な食事とお風呂を楽しみ、修学旅行１日目が終了しました。心も体も、そしてお腹も満たされた１日となりました。

　【２日目】

　２日目は最も楽しみにしていた京都市内班別自主研修です。朝８時、それぞれの班で計画した目的地へと出発していきました。

　出発した旅館の向かい側が西本願寺であったため、最初に西本願寺を訪れる班がいくつかありました。お寺の建物や美術品、歴史をガイドの方から詳しく教えていただき、とても良い勉強になりました。

　１４時、清水寺の山門に、全員が時間通り、そして無事に到着しました。中にはくたくたの表情の生徒たちもいましたが、班の仲間と協力して、道に迷ったときには京都の方に道を教えていただいたことなど、色々な出会いがあったことを楽しそうに話してくれました。この後、大阪の泉大津港までバスで向かい、フェリーでたくさんの思い出ができた関西を後にしました。

　フェリーに乗り込んで夕食とお風呂の後、それぞれ友達と語り合ったりゲームをしたりと、思い思いの時間を過ごし、北九州の新門司港までの船旅を楽しみました。また、フェリーの中で生徒たちに声をかけてくださった方から、｢挨拶もでき、江迎中の生徒たちは良いですね。｣とお褒めの言葉もいただきました。

【３日目】

　修学旅行最終日、６時に北九州市の新門司港に入港し、朝食をフェリーの中でとった後、下船しました。そして、バスで福岡市の海の中道マリンワールドと太宰府天満宮へと向かいました。

　マリンワールドでは色々な種類の海の生き物を観察することができ、生徒たちは珍しい生き物たちの前でカメラ片手に、興味津々で見学して回っていました。また、アシカとイルカのかわいらしく、また迫力のあるショーを楽しみました。

　最終見学地である太宰府天満宮では、少し雨が降ってきてしまいました。しかし、そんな雨にも負けず、来年の志望校合格を祈願し、手を合わせて祈りました。そして、太宰府名物である梅が枝餅を食べて、江迎中学校に向けて出発しました。

　帰りのバスの車中でも、各クラスレクリエーションを楽しみました。そして、ようやく江迎中学校にバスが到着。校舎からは１年生が大きく手を振ってくれていました。出迎えの保護者の方々や先生方に見守られながら到着式を行い、バスの運転手さんやガイドさん、添乗員さんと写真屋さんにそれぞれお礼の言葉を述べて、無事に３日間の修学旅行が終了しました。

　この３日間、生徒の皆さんは多くのことを学べたと思います。スローガン『自分を育てる３日間』のもと、大きく成長し、たくましくなったのではないでしょうか。これからはこの経験を生かし、来年の受験、そして卒業に向けて力一杯頑張っていきましょう。

　保護者の皆様、そしてこの修学旅行のために多くのお力添えをいただきました関係各位の皆様、本当にありがとうございました。

【生徒の感想】　

　修学旅行実行委員長　Ｋさん

　今年の修学旅行のスローガンは「自分を育てる３日間」でした。自主研修などを通して、様々な経験をすることができました。最初の方は初めて見るものばかりで、ワクワクしすぎて落ち着きがなくなり、先生に注意を受けてしまいましたが、後半になるにつれて注意を受けることなく、落ち着いて行動できていたと思います。そして、何よりもこの修学旅行で良かったことは、怪我もなく安全に、一人も欠けることなく参加できたことだと思います。この修学旅行で経験したことを、これからの学校生活に生かしていきたいと思います。