(ファイルサイズ:1756.5キロバイト) 戦後80年。この日本で戦争は起きていません。 しかし、世界を見ればどうでしょうか。 いたるところで戦争・紛争が起き、たくさんの罪なき人々が命を落としています。戦争はあってはならない。「平和」な未来を創っていく。そのために学校でも平和学習を行います。 今回の集会では、なかよし委員会(人権・平和)が中心となって、司会、運営を行ってくれました。式次第も心を込めて書いてあるのが伝わります。校内では、6年生が1年生に折り鶴の折り方を教えに行ってくれたり、各教室でも雨の日の過ごし方で折り鶴を折る姿も見られ、この集会に向けて自分にできることをそれぞれがやってくれていました。 集会冒頭では、校長より「平和は、子どもも作れる」「学級でできることは?」と問いかけられ、深く考えた子どもたちでした。身近な平和の実現が、世の中の平和につながること。『私も大切 あなたも大切』の言葉が頭に浮かびました。 担当の先生からは、佐世保大空襲の恐ろしさについて全校で学びました。体育館よりも大きな爆撃機、それに積まれた焼夷弾の怖さ。そして実物大の手作り模型の焼夷弾を目の当たりにした子どもたちは、息をのんで話を聞いていました。この佐世保市でもたくさんの被害があり、多くの命が奪われたこと。決してあってはならないこと。戦争の恐ろしさが、胸に刻まれます。 その後は「ひいばあと雨」というデジタル紙芝居(劇団楽園天国)を視聴し、平和について考えました。大空襲の日、外は雨。こんな日は空襲はなかろうと床に就こうとした11時過ぎに火の雨が降ったそうです。ひいばあは、その空襲で大切な母親と弟を亡くしています。戦争がいかに愚かで恐ろしいものか。 いのちかがやく強調月間に、命について考える貴重な機会となりました。 本校では、8月9日まで北校舎1階 生活科室に「平和学習コーナー」を設けております。写真パネル等を展示し、改めて平和について学んでいきます。 保護者の方も来校の折にのぞかれて構いません。戦後80年のこの年に、子どもと一緒に平和について考えてみるのもよいかもしれません。 最終更新日 [2025年6月28日]
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