いのちを慈しむ心(2月10日)
4年生「道徳」の授業風景です。
資料は「走れ江ノ電 光の中へ」、
価値項目は「生命尊重」。
このお話は、
治療困難な病気におかされた少年が
夢をかなえる実話です。
亡くなった母から、
幼い頃に電車のおもちゃを買ってもらった主人公。
その頃から
「大好きな電車に乗りたい。」
「江ノ電の車掌になりたい。」という
夢を抱きます。
そんな彼のために立ち上がったのが、
難病の子どもたちの夢を叶えるボランティア。
多くの人の力を借りて、
主人公は亡くなる3日前に夢を叶えます。
「僕、生まれてきてよかった?」と
問いかける主人公に
「もちろん」と答える父親。
その言葉を聞いて中学生の彼は
この世から旅立ちます・・・。
こんなノンフィクションの資料をもとに
主人公の気持ちやお父さんの気持ちに
寄りそいながら、
与えられた時間を精一杯生きることの
大切さについて考えました。
待ち望まれた命。
多くの人から大切に支えられている命。
この世に生を受け10年。これからも
一度きりの人生を輝かせてほしいと願います。