6.29 佐世保大空襲の平和祈念集会
6月29日(木)
6.29 平和集会
1945年、今から78年前の6月29日の深夜、佐世保大空襲がありました。佐世保市の中心部に焼夷弾が落とされ、人の命も街の景色も奪われました。
そこで、今日は、戦争の悲惨さを知り、平和の尊さを考え、平和を守り続け、命を大切にする気持ちを高めるため、本校において平和集会を行いました。
集会は、まず各教室で行いました。校長からの話のあと、スライドをテレビに映し、佐世保大空襲のことを子ども達につたえました。焼夷弾により、ここ山手小学校の校舎も焼け、子ども達の命も失ったと聞いています。そういったことをこのスライドで子ども達に伝えたことで、戦争の怖さを感じてもらいました。
そのあと、体育館に集まり、図書ボランティアの方から「夏の少年」という本を読み聞かせをしていただきました。
全員で黙祷の後、「花で飾って」を合唱し、平和への願いを高めました。
〇平和集会の後半は、全校児童が体育館に集まり、「夏の少年」の読み語りを聞きました。
〇物語の内容(戦時中の様子や主人公の心の動き)に真剣に耳を傾けていました。
〇山手小の図書ボランティアの方が「夏の少年」を、読んでくださいました。
〇スライドと語りで、戦争のことをより深く理解できていたようです。
この佐世保大空襲から10年後山手小学校の校歌が作られました。
その校歌には、「平和をうたう 自治の鐘 みんなよい子がならします」という歌詞があります。
本校の校歌には、空襲で犠牲になった校舎や子ども達の命を思い、平和への願いが込められています。
これまで、代々歌い継がれてきた平和への思いを、今、山手小に通う子ども達の心にも引き継いでいきたいと思います。