「私たちは、自分も相手も大切にします」
人権集会今年の12月4日〜12月10日までは世界人権週間です。
日頃から学校では、自分を大切に、そして、人を大切にという教育を進めていますが、この人権週間の時期は、さらにその意識を高くするように取り組んでいます。
山手小学校でも、運営委員会の子ども達が企画運営し、体育館で人権集会を行いました。
〇運営委員会の「はじめのことば」で人権集会が始まりました。
〇まず、図書ボランティアの方による読み語りがありました。
読んでくださった絵本は「ピンクになっちゃった」です。この絵本の内容は、男の子のペンギンがある日、ピンク色になるというお話です。はじめ男の子なのにピンク色になったことで恥ずかしいという思いをもったペンギンが少しずつその考えが変わっていくというお話です。姿、色、形などがちがっても、みんないいんだよというメッセージを伝えてくれる絵本でした。
〇4名の図書ボランティアの方が読み語りをしてくださいました。
〇そのあと、各学級で考えた人権宣言の発表をしました。写真は4年1組の人権宣言文です。
〇プレゼンに写し出された人権宣言文を、各学級で読み上げ、人権を大切にするという心を伝え合いました。
〇人権宣言を伝えている1年生の様子です。
〇子ども達は、読み語りや人権宣言文の発表をしっかりと聞いていました。
〇人権宣言文の発表の後には、拍手をして宣言文をみんなで守っていこうと誓い合いました。
〇各学級からの人権宣言文の発表のあとに、山手小学校の人権宣言文の紹介もしました。
山手小人権宣言は3つあります。
1つ目は、本記事の題名になっている「私たちは自分も相手も大切にします。」
2つ目は、「私たちは相手の気持ちを考えて行動します。」
3つ目は、「私たちはみんなで助け合い、全ての命を大切にします。」
〇運営委員会が、山手小人権宣言の紹介をしました。
〇人権週間の期間中に、お互いの良さを知らせ合う取組として「ぽかぽかの木」を行います。その取組の紹介も行いました。
〇♪「ビリーブ」を全校児童で合唱し、互いを大切にする心を高めました。
〇最後に、運営員会の「おわりのことば」で集会を終えました。
山手小学校は、子ども達の笑顔を大切にしています。笑顔を輝かせるためには言葉が大切です。人権を守ることも言葉を大切にすることから始まると考えています。今回、学校や各学級で考えた人権宣言(言葉)。この言葉をそれぞれの子どもたちがいつも意識して生活していくことで、笑顔が輝く学校になっていくと思っています。
この人権集会を1つのきっかけとして、子ども達には自分が今使っている言葉が、人を大切にしている言葉なのか、笑顔を輝かせる言葉なのかを考えながら生活をしていってほしいと思います。