授業参観(高)
性教育セミナー「命輝く たいせつなあなたへ」高学年の授業参観を行いました。
今回は、講師の方をお呼びして「命輝く 大切なあなたへ」のテーマのもと「性教育セミナー」を行いました。
〇まずは、プレゼンを見ながらお話を聞きました。
〇男の子と女の子の体のつくりの違いについてお話を聞きました。
〇思春期に入っている5、6年生の子ども達は、男女の体のつくりの違いについて、真剣に耳を傾け聞いていました。
〇子ども達の後ろには、保護者の方に座っていただき話を聞いてもらいました。
〇プレゼンの話の後は、母親のおなかの中での胎児の成長の様子を、人形を使って説明してもらいました。受精後、1カ月から10カ月までの胎児の人形が用意されていました。
〇胎児の人形のおかげで、月日を重ねるごとに、少しずつ大きくなる胎児の大きさが良く分かりました。
〇妊婦体験もありました。およそ10sの重りのはいった服をきて妊婦体験をしました。床に落ちている靴下を拾い上げたり、はいたりする行為がなかなかできないことがわかりました。
〇最後に、親子でコミュニケーションを図るコーナーがありました。
〇肩たたきをしたり
〇「大きくなったねー」「大好きだよー」などの声をかけあったりしました。
5・6年生の子ども達は、思春期、第二次性徴期に入る年頃を迎えています。
それぞれの子ども達は大人に近づく体の変化も感じてきているころです。また、親離れをする時期でもあります。こういった時期に、今回のような性教育セミナーを行い、性についての正しい知識を身に着けさせておくことは大事なことだと思っています。
また、親子の触れ合いは、高学年となった子ども達にとっては、そろそろ恥ずかしさを覚えてくる頃です。お家で、肩たたきをしたり、上記のような言葉をかけあったりすることは難しくなってきている頃ではないかと思います。しかしながら、子どもを育てていくうえで、こういったコミュニケーションをとっていくことの大切に改めて気づいた保護者の方も多かったのではないかと思います。
思春期の入り口に入った子ども達やその子どもさんを育てている保護者の方にとって今回の性教育セミナーは、自分の成長を感じたり、お子様の心と体の成長を確認したりするためにとても大切な時間になったと思います。