5年生の算数
授業研究「5年生 算数」今週は、5年生の算数で授業研究を行いました。
5年生の算数は、学級の子ども達を2つの教室に分けて、担任と少人数担当教諭とそれぞれで授業をしています。
今回は、少人数担当教諭が、授業研究のための授業を行いました。
問題は、「20mを4秒で走る人、20mを5秒で走る人、30mを5秒で走る人がいます。どの人が一番速く走れますか?」です。この問題では1単位当たり量を求め、比較していくことが大事になってきます。
〇問題を確認し、めあて「どの人が一番速く走ることができるか、説明しよう」を立て授業が始まりました。
〇教室の後ろには、職員が来て授業を参観しています。
〇今回の問題は、子ども達にとっては難しい問題です。解き方に難しさを感じている子には、授業者がヒントを出しています。「図に表すとどうなるかな?」
〇一人一人が解いた後は、3人組で答えの確認と説明に向けての話し合いをしました。
「3番目の人が、一番早く走れる。訳は…だからです。」
〇3人組で話し合った後は、それぞれ話し合ったことを伝えあいました。
「1秒間で何メートルを走ることができるかを考えると、比較することができます。」
「1mを何秒で走ることができるかを考えると、比較することができます。」
2つの考えが出され、問題を解くことができました。
〇授業後半の5分間は、タブレットを使って練習問題にチャレンジしました。今日の授業内容をしっかり理解できていた子どもは、タブレットの問題も解くことができていました。
今回の授業研究は、単位あたりの量を求める問題を解く授業でした。子ども達にとっては、難しさを感じる問題でした。しかし、ヒントを与えたり、友達と意見交換をしたりする中で、問題を解決することができました。
放課後には、授業者と参観した職員で授業研究会を開き、今後の授業づくりに役立てることができるよう、授業での手立てが子ども達の理解につながったのかを話し合いました。