PTAへの加入について
最終更新日 [2024年4月30日]
4月26日(金)の授業参観、PTA総会に多数の保護者の皆様にご出席をいただき、ありがとうございました。学校教育活動とPTA活動は車の両輪のような関係ですので、令和6年度の諸活動の充実に向けて、共に歩んでいきたいと思っています。
ところで、昨今の話題の中に「PTA加入問題」がありますが、本校校長としての考えをお知らせします。
〇 世界の歴史を見ると、権力者の独善的な政治から民衆の声を反映させる民主主義の政治に
移行してきました。
〇 民衆の声を政治に反映させるには、個人の声を集約するための組織が必要です。
〇 個人の考えを大切にすることは当然ですが、個人を大切にするあまりに組織から離れるこ
とが当然の行動となれば、権力者の独善的な政治に戻る危険性があります。いわゆる民主主
義の崩壊です。
〇 PTA活動は、学校と保護者とが協力し合って子どもの健全育成を図る活動です。学校の
諸問題の解決のために、学校と保護者との相談は欠かせませんし、学校と保護者とのより良
良い関係づくりに、PTAはなくてはならない組織です。
〇 学校の諸問題を解決するためには、教育行政への働きかけも必要です。その取りまとめを
するのが市P連や県P連、そして、全国組織となります。
〇 組織化されれば、当然ながら、その運営のための資金が必要になりますので、会員からの
会費徴収が生まれますし、組織運営のための役員が必要になります。
〇 実際、市P連が単Pの要望をまとめ、市教委へ提出しており、教育行政に反映されていま
す。
〇 また、市P連は単Pの活動の様子を情報交換できる場でもあり、そのことにより、単P活
動の推進につながります。
〇 PTA活動の意義を理解すること、活動内容を精選すること、役員の担い手を確保するこ
と、全家庭が会員となる風土を壊さないことが大切だと思います。 |
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