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大切にしてきた考え方

最終更新日 [2025年1月20日]  

 教職一筋に38年を歩んできた中で、大切にしている考え方を紹介します。
 とは言っても、実践できていない自分がいるのですが…。
(文章は 邑井操氏の著作から抜粋・修正しています。)

 人間はだれでも、自分がかわいく生まれついているものである。自分よりも他の人のほうがかわいいという人はまずいないだろう。これは良い悪いの問題ではなく、自然なのだ。

 幼い兄弟でさえ一つのものを取り合うことがある。自分のかわいい人間は、得をしたいために争う。兄弟という意識より、得したいという考えが先に立つからである。

 いくら自分がかわいいからといって人を犠牲にし、私腹を肥やすだけの人間は、才幹に恵まれようと、幼児思想である。

 全体を生かすために自己の持てるあらゆる力を発揮させる人でなくてはならない。

 人間の偉さは肩書では計れない。人に安心と利益を与え、それを目ざしてがんばり抜く強い人、頼みがいのある人等々、人間の値打ちのある人でなければならない。

 人間には誰にでも美点もあれば欠点もある。これを差し引きすると何が残るか、残るところはゼロかも知れぬ。

 第一に人格が良いこと。第二に度胸があること。そして、総括的な聡明さがあること。

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