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8.31平和学習

最終更新日 [2023年9月5日]  

 2学期が始まり1週間が経過します。生徒たちの2学期のスタートがどのようになるのか、気になったところですが、元気でさわやかなスタートとなっています。夏休み期間中の教育相談を通して、各ご家庭でのお子様へのご指導が実となっているからこそと、保護者の皆様のご支援に感謝申し上げます。

 さて、例年、8月9日の「長崎原爆の日」は、「県民祈りの日」として県内のほとんどの学校が全校登校日として平和集会を行っています。今年度は台風6号の影響により中止となりましたが、戦争体験の継承の問題が出てきている今日、8.9平和集会の代替活動が必要との判断から、8月31日(木)5校時に集会を行いました。

 今回の学習の担当は2年生で、8名の生徒が昭和20年前後の日本の生活について調べた内容をクイズ形式で発表し、当時の苦労に思いを寄せました。

 その際の校長あいさつの概要をお知らせしますので、各ご家庭での話題の一つにしていただければと思います。

〇「県民祈りの日」の願い
   ・世界に類を見ない原子爆弾の投下  ・この日を忘れない
   ・伝え続ける            ・平和な社会を築く
〇78年前でも身近な話
 ・戦死した伯父  ・召集令状  ・千人針  ・遺品は板一枚
 ・被爆した父
 ・遺歌集「木瓜」から
   ピカドンとともに消えたるわが母校校名ともによみがえるなし
   光ったら目と耳押さへ腹這ひに伏せよの教へわれは生きたり
   音絶えて静まる部屋に佇ちつくすガラス戸なし障子なし鴨居折れたり
   着弾地いづこと庭に出て仰ぐ浦上の空の赤墨色に満つ
   広島はしれども長崎は知らずとテレビタレントの言葉かなしむ
   こどもらの白血球に憂ひあり被爆者を父とする縁にて
   ヘリコプターたかく響けば外に仰ぐ永久に消えざる戦のひびき
   昭和一桁集へばつねに戦争の善悪を問ひつきることなし
〇生徒への願い
  ・これからの世の中創り  ・学ぶこと  ・考え続けること

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